樺太略史

中国、朝鮮の古書(山海経、海東諸国記)には、いずれも「日本の北(又は領域)は黒龍江口に起こる。」とある。

1644年(正保元年)

徳川幕府が松前藩から提出の所領地図を基に作成した「正保御国絵図」に、カラフトは北海道の北に大きい島として描かれている。


1679年(延宝7年)

松前藩の穴陣屋が久春古丹(大泊)に設けられ、以来約130年間日本の漁場として開拓が続く。


1806年(文化3年)

ロシア海軍士官ら久春古丹を焼討ち、翌年エトロフ島とともに留多加を急襲。


1808年(文化5年)

幕府は、最上徳内、松田伝十郎、間宮林蔵らを相次いで派遣。最西端ラッカが日本の国境の地で、樺太が離島であると見極める。


1809年(文化6年)

間宮林蔵、海を越えて大陸に至る。間宮海峡を発見、樺太が島であることを確認。


1853年(嘉永6年)

ロシアは、北樺太北端クエグト岬に露国旗を掲げ、領有を宣言。ついで久春古丹に陣営を設け、日本に圧力をかける。
同年、ロシア使節プチャーチンが長崎に来て、樺太、千島の国境画定と交易を求め、日本全権筒井肥前守、川路聖謨と交渉したが、まとまらず。


1855年(安政2年)

再びプチャーチン来航。下田において日本全権(筒井、川路)と交渉、日露通好条約が結ばれた。国境については、「カラフト島は日本国と魯西亜国の間において、界を分かたず是迄仕来(しきたり)の通たるべし。」とされた。


1855年(安政2年)の日露通好条約に基づく国境線
●1855年(安政2年)の日露通好条約に基づく国境線


1859年(安政6年)

ロシア東部総督ムラヴィヨフは、軍艦7隻を率いて品川に来航。樺太全土はロシア領と威嚇したが、幕府はこれを拒否。


1865年(慶応元年)

岡本監輔は、樺太最北端ガオト岬に至り、「大日本領」と記した標柱を建てる。


1867年(慶応3年)

ロシアは強大な軍備を背景にペテルブルグの国境会談で幕府に迫り、「樺太島仮規則」を調印。この規則により初めて樺太は日露両国民雑居の地となる。


1875年(明治8年)

樺太・千島交換条約締結により、300年に亙る先人の努力は水泡に帰し、以後樺太全島はロシアの流刑地となる。


1875年(明治8年)の樺太・千島交換条約に基づく国境
●1875年(明治8年)の樺太・千島交換条約に基づく国境


1905年(明治38年)

日露戦争後の講和条約により、北緯50度以南の樺太が日本領として復帰。以来40年間、われわれの父祖はここを墳墓の地と定め、酷寒不毛の地を開拓、心血を注いで近代樺太を築きあげた。


1905年(明治38年)のポーツマス条約に基づく国境線
●1905年(明治38年)のポーツマス条約に基づく国境線


1941年(昭和16年)

太平洋戦争起こる。


1945年(昭和20年)

8月9日、ソ連軍は突如日ソ中立条約を一方的に破棄、南樺太に侵入、不法占拠。8月22日停戦。


1951年(昭和26年)

日本は、サンフランシスコ条約(ソ連は不参加)により、樺太・千島18 島を放棄したが、国際法上これらの地域の帰属は未定であり、帰属決定の国際会議は開かれていない。


現在の樺太・千島
●現在の樺太・千島
1951年のサンフランシスコ平和条約に基づく国境線(現在)
ソ連(現ロシア)はサンフランシスコ条約に調印しておらず、択捉、国後、色丹、歯舞の諸島は日本固有の領土である。南樺太・ウルップ島からシュムシュ島に至る千島は現在もまだ国際法上、所属は決まっていない。

●(外務省大臣官房国内広報課発行『われらの北方領土 2004年度版』より転載)

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樺太略史(外務省資料引用)

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