『ふるさと樺太70余年の想い』
展示内容
1 歴史的・文化的遺産の伝承
2 樺太における生活と戦争
3 樺太引揚者の労苦
場所:苫小牧市民会館 3階小ホール
苫小牧駅南口からの所要時間 徒歩:20分位 タクシー:約5分
住所:苫小牧市旭町3丁目2番2号
電話:0144-33-7191
日時:平成30年10月12日(金)~14日(日)
主催:一般社団法人 全国樺太連盟、全国樺太連盟苫小牧支部
後援:北海道、苫小牧市、苫小牧市教育委員会、北海道新聞苫小牧支社、苫小牧民報社
樺太(現サハリン)は、日本の北方に位置している豊かな自然が息づく島です。
江戸時代には、蝦夷地(北海道)の奥にあるこの島は「北蝦夷地」と呼ばれた日本領で、明治に入り樺太と改称されました。
その後、様々な経緯を経て明治8年にロシア領となりましたが、1905年(明治38年)のポーツマス条約において、樺太島の北緯50度以南が日本領となり、樺太の近代経営がスタートしました。
多くの人々が樺太へ移り住み、極寒のなか開拓に挑み、産業、文化、交通、教育などを発展させました。
しかし、樺太は太平洋戦争の末期、昭和20年8月9日からソ連軍の侵攻により戦場となり、終戦後の8月25日まで住民は銃砲火にさらされ、
老幼婦女子にも多大の犠牲が生じ、果てはソ連の統治下になり、日本人は本土へ引揚げさせられました。