開催日時:2019年5月23日(木)午前10時30分より
開催場所:樺太連盟本部事務所
講 師:鈴木 仁
座 長:辻 力
参加資格:会員、非会員を問いません。どなたでもご参加いただけます。
参加費用:無料
テーマ:「樺太における郷土研究について―博物館・図書館の事業を中心として」
昭和5年、新聞記者や教員が中心となり、樺太郷土会が結成されました。その目的には、樺太を郷土とする次世代に向けた資料や伝承の収集・保存がありました。
活動は2年程で終わりますが、樺太に郷土研究を普及させただけでなく、史跡保存の法整備や博物館の改良、図書館の開設など樺太庁の文化事業にも大きな影響を与えており、昭和13年に棟居俊一長官が進めた文化政策へと展開していきます。
今回、樺太での郷土研究の歩みについて、樺太郷土会の活動や、博物館と図書館の資料を中心にご紹介いたします。